ぺぺ日記

最近の面白いことあげていきます。今興味あるのは、難民と読書です。

ロボット弁護士が難民を救う?

こんにちは、ぺぺです。
最近興味深いなと思って調べているトピックが『難民』です。世界中で増え続ける難民。


ニュースでよく目にする内戦中のシリアは、人口2,000万人の内、国内外合わせて半数以上が避難しているそうです。


国民の半分が避難してるって中々想像しづらいですよね。


半分いなくなるということは、昨日までそこにいた近所のおばさんが、突然いなくなるし、クラスメイトもどんどん減っていくし、学校であれば先生も、病気を見てくれる医師も、食料品店のようなライフラインも止まっていく、そんな状況です。


しかし、なぜだかわからないけれど、難民と聞いてどこかすごく遠い国の人の話だと思ってしまうのは僕だけでしょうか。


ニュースを見て可哀想だな、とは思うけれどもなかなか自分たちに関係があるとは思えないかもしれません。。。。











みなさん!
来てますよ!日本にも難民来てますよ!
しかも結構増えて来てます!


http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/02/190128_1.php


2016年の難民申請者は、約1万人、昨年対比で+44%でした。ここ数年ぐんぐん数が伸びています。


増えたのは難民申請者数であって、昨年日本に来た数ではないし、その中には難民性が低い人もかなり含まれているという事実はありますが、その点はまた今度考えるとして、大きな流れとして日本に難民としてやって来て、日本で暮らそうとしている人が増えていることには変わりありません。


さてさて、前置きが長くなってしまいましたが、本日お話ししたいのは以下の記事について。


The 'robot lawyer’ giving free legal advice to refugees
http://www.bbc.co.uk/news/blogs-trending-39205935


3月9日のBBCニュースです。
イギリスの若者が難民支援のためのロボット弁護士を作りました。


日本の難民の方々を見ていて思うのは、難民申請って非常に大変だということ。


異国に来て言葉もわからないのに、その国で難民申請の長い書類を書いて、自分がどうやって逃れて来て、どうして援助が必要でということを、相手に伝わるようにきちんと説明しなければいけません。


命からがらなんとか逃れて来た人たちは、事前に下調べをしていないことも多いし、旅行中に母国の家が戦闘に巻き込まれ、いきなり難民化する人もいます。


DoNotPayは世界で最初のロボット弁護士とのこと。その仕組みは、AIの仕組みを使ったものです。



チャット形式になっていて、難民申請のために必要な質問を聞いてくれます。
順番に答えていくと、ややこしい難民申請のフォームが出来上がっていくという仕組み。


まさに難民が必要としているもの、日本でも開発してほしいです!


今後の課題は以下です。


・難民はインターネットアクセスを持っていないことが多いため、使えない可能性が高い。


・日本の場合特に、ビザが切れる前に難民申請する必要があるので、スピードが求められる。


・多言語への対応の必要性。英語はできないけどフランス語はできるよとか、ポルトガル語はできるよ、みたいな人結構います。


需要増えると思うので、エンジニアのみなさん、よろしくお願いします!


ぺぺでした!